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「バロック」
− 16世紀後期〜18世紀前期 −
「バロック」は16世紀後期から18世紀前期にかけて繁栄した芸術である。最盛期に達したのは17世紀後期である。
17世紀ヨーロッパ、ローマ法王庁は当時、西欧に勢力を広げていた新教に対抗するため「反宗教改革」をおこなった。列国の君主は国内産業の開発と貿易の保護政策によって資本家と提携し、自己の支配体制の確立を図った。こういった背景を下地に、協会と列国の専制君主の宮廷を中心に栄えた造形芸術の様式を「バロック」と呼んでいる。
現在でこそ大きく評価されているが、この「バロック」芸術が芸術家・評論家などから正当な評価をえらえたのは20世紀に入ってからであった。それは、その独特な思想・様式から、それまでのルネッサンスや古典主義などといった伝統様式から逸脱したところに要因があった。しかし、20世紀に入り第二次世界大戦後の文芸復興をきっかけに、大きく見直された。
バロックの建築・室内装飾・家具などは、機能よりも所有者の地位や格式を誇示するために装飾が特に重要視された。特徴として、躍動感、大胆さ、不規則さ、多くの装飾などに見られる。バロック様式の代表的な建築として「聖ピエトロ大聖堂」がある。そのほかにも「100ユーロ紙幣」の表面にもバロック様式の門が描かれている。
「バロック」の語源
スペイン・ポルトガル語の「バロッコ(いびつな、歪んだ真珠)」からきている。
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