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あ の 頃 の 気 持 ち を 大 切 に。 ![]() |
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童画家として活躍していた、いわさきちひろさんが、初めて文章も手がけたのがこの絵本だそうです。この絵本に登場する一人でお留守番をしている女の子を見ると、なんだか、自分の小さかった頃を思い出します。 幼い子どもは、ちょっとの間でも母親と離れると、不安な気分になるもの。カーテンにうずくまってじっと電話を見つめる少女からは、そんな不安と、ドキドキする気持ちが伝わってきます。水彩絵の具のぼかし技法で描かれた絵と、ちひろさんの文章とが、雨の情景に溶け込んで、湿り気を帯びた、でもとても懐かしい過去の自分を呼び覚ましてくれる一冊です。 童画家として、一人の母親として生きたいわさきちひろさん。子どもへのやさしい眼差しで見つめるその観察眼には、大変感心させられます。 |
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『あめのひのおるすばん』
いわさきちひろ/作・絵 至光社/刊 |
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やっと文字が書けるようになった頃、父親や母親にお手紙を書いて喜ばれた記憶を持つ人は多いのでは? まみこは家のあちらこちらに手紙をしのばせて学校へ出かけていき、お母さんはその手紙を探すのに翻ろうします。はたして、その手紙に隠されたメッセージとは…? 絵本の中では、具体的な年齢は書いてありませんが、手紙がひらがなとカタカナで書かれてあるところから、おそらくまみこは、6〜7歳くらいかと思います。そんな小さなまみこが考えた手紙を利用した仕掛けには、この絵本を読んだ小さな頃、とてもびっくりさせられたし、大人になった今でも、その発想の柔軟さに感心させられます。 |
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| 『きょうはなんのひ?』瀬田貞二/作 林明子/絵 福音館書店/刊 |
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兄さんていうのはたいていの場合、妹に優しいような気がする。まあ、そうでない兄妹もいるかもしれませんが…。 この絵本は、妹をからかってばかりの兄さんと、その妹を題材にした絵本。兄さんは「ベットにびょうを入れといたよ」「おまえのキャンディーもらった」などと言って妹をからかいます。でも実は優しい兄さんなのです。決して、本当にベットにびょうを入れたり、キャンディーを食べちゃったりなんてしないのです。 この絵本に出てくる兄さんが妹をからかうのは、きっと妹が可愛いからなんでしょう。微笑ましい小さな兄妹の姿がこの絵本の中にあります。 ちなみに私も、兄と私の二人兄妹。よく兄に怖い話を無理やり聞かされたりしてたけれど、本当は優しい兄さんでした。 今もあの頃と兄妹の仲は変わってません! |
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| 『にいさんといもうと』シャーロットー・ゾロトウ/文 メアリー・チャルマーズ/絵 矢川澄子/訳 | |||