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それと同時に自分が空から落下中という事に気づき、あたふたしながら大声を出した。
木々の枝を折りながら、そのまま落下地点にあった小汚い小屋へ“ドスン!”という音と共に落ちるヒカル。
天井の薄板を突き破られ、落下地点にあったベッドは衝撃でめちゃくちゃになったが、なんとか無事だった。
痛めた腰を気遣い立ち上がる。
小屋の中には見た事のない入れ物、道具、服等がベッドのまわりに散らばっていた。
ふと机の上を見ると、一つの写真があった。

しかし、一人の顔は黒く塗りつぶされている。
とにかく表へと出る。
そこには空から見た景色とはまた違った、見たこともない雄大な景色が広がっている。

呆然とするヒカル。
「何だ、ここは・・・」
はっと気づきオーパーツを手に取る。
そこには光を失ったオーパーツがある。
物思いに耽っていると、突然、
"ガン!!”
ヒカルに何かがぶつかる。
「くぅ〜〜!」
振り向くと、そこには見たことも無い人間(カイル)がいる。
「お前ここで何やってるんだ!?」
納屋の方へ目をやるカイル。
「ん?あ〜〜〜!! おっおまえこれ・・・」
派手に壊れた我が家に言葉を失う。
「ごっごめん・・・これは・・その・・・」
煮え切らない態度のヒカルに、手持っていた○○で襲いかかるカイル。
ヒカルはそれを必死で逃れようと小屋の周りを逃げ回る。
カイルに家の壁へと追い込まれる。
「貴様、何者だ!答えろ!」
カイルは手に持っていた棒を振りかざす。
「ヒッヒカル。〇〇(苗字)ヒカル」
「どこから来た!ここで何をしてる!?」
「どこからって・・・」
上空を指差す。
上を見るカイル。
「馬鹿にしてるのか!怪しいやつめ」
その時、小屋の裏にある小高い丘の森が騒がくなる。
森から、馬の蹄の音などが近づいてくることに気づく。
馬に乗った一人の男が何かに追われている。
男は一直線にヒカルとカイルたちの方向へ向かっている。
二人はその前の状況の事も忘れて、目を凝らす。
男は、獣らしき見た事もない生き物に追いかけられている。
「やばい!〇〇だ!!」
素早く物陰に隠れるカイル。
ヒカルも後を追う。
身を潜めながら様子を伺う。
「あれは何?」
「最近よく出る獣だよ。2ヶ月前ぐらいから出始めて、あっというまに広がっちまった。そんなことも知らないのか」
「あっああ・・・」
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「日の下で出てくる獣」
知性をあまり持たない下等クラス。
その分、光に順応している。
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近づいてくる男を見ていると背中に少女がつかまっているのが分かる。
しかし、どこか虚ろな目をしている。
男と少女を乗せた馬は、ヒカルたちの近くでとうとう追いつかれ、獣と対峙する。
男と獣の戦いが始まる。

少女が落馬する。
獣が少女へと向かう。
ヒカルとっさに助けに飛び出る。
襲われる寸前で、オーパーツが(特殊な文様の)光を放ち、獣は逃げていく。
馬に乗った男(仮に、名前を「レオ」とします)はレオと名乗る。
少女は一言も喋らない。
カイルが近くの街まで案内する。





宿につき休息をとる一同。
傷を負ったレオは、服を脱いで治療する。
レオの左の脇腹は、黒く変色している。
レオがヒカルに首飾りを見せてくれと言う。
どこでこれを手に入れたかと尋ねる。
父の形見だと言うヒカル。

レオは、〇〇〇家に代々伝わる伝承を話して聞かせる。
闇が世界を覆う時、それを払う者が現れると言われている。
その者は、異国の衣をまとい、〇〇の文様の入った装飾品を身につけていると言われる。
etc...

その話を聞いて、ハッとするヒカル。
この世界に来る時の男の言葉を思い出す。
“汝は、選ばれた。この世の闇を払う時、汝の願いは叶うであろう”
「僕が・・・」
“トントン”ノックをして宿の人間が入ってくる。
「服をご用意しました」
レオが言う「服をダメにしてしまったから。良かったらそれを着てくれ」
ヒカルは服を受け取り着替える。

外が騒がしい。
人々の悲鳴が聞こえる。
窓へと駆け寄るレオ。
夕闇に紛れて獣が迫ってくる。

「こんなところまで」
その時、窓を突き破り一匹の獣が部屋へと飛び込んでくる。
身構えるレオ。
獣はこちらの様子を伺っている。
レオは一振りの剣をヒカルへ渡す。
「それを持ってトルトイズ国へ行け。王が力になってくれる」
「しかし!」
「いいから!その代わり、ユウナを王のところへ連れて行くんだ」
動きだす獣。レオへと飛び掛る。
「行け!!」
部屋を飛び出すヒカルたち。
襲われる町を横目に必死に町から逃げ出す。
離れた丘から町を見下ろすヒカルたち。
町は燃えている。
「どうなるんだ・・・これから」ヒカルは呟く。
「まぁ何とかなるだろ」軽い調子のカイル。
悲しげな目で町を見下ろすユウナ。
「行こうぜ。ヒカル。トルトイズ国へ」

“ここからヒカルたちの冒険が始まる”
山を越え、谷を越え、幾つもの街を越え。


 
 
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